1970-03-03 第63回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
これは公正取引委員会の審判官、海難審判庁の審判官、特許庁審判官等においても同じでございまして、特別の身分保障を今回どうしても取りつけるというには至らなかったわけでございます。将来この点についてなお検討の余地があると私は思いますけれども、現在の機構においてはちょっと困難であるというのが事実でございます。
これは公正取引委員会の審判官、海難審判庁の審判官、特許庁審判官等においても同じでございまして、特別の身分保障を今回どうしても取りつけるというには至らなかったわけでございます。将来この点についてなお検討の余地があると私は思いますけれども、現在の機構においてはちょっと困難であるというのが事実でございます。
続いて、昨二月十二日討論に付しましたところ、共産党を除く各派を代表して、特許庁の予算を拡大し、独立採算制のごときものに固執する要なきこと、特許庁審判官及びその他係官を増員して、滯りがちな申請処理を迅速化すること、発明は日本産業発達の基盤であるから画期的な発明の奨励策を講ずべきこと等を、自由党を代表して中村幸八君、国民民主党を代表して高橋清治郎君、日本社会党を代表して今澄勇君より、それぞれ強い希望を申
○野木政府委員 たとえば特許庁審判官の定員はその表にございませんが、定員三十名で現在員は二十二名でございます。そのうちこの判事補の職権の特例等に関する法律で年限を通算し、資格を有する者、すなわち裁判所構成法による判事または検事たる資格を有する者は、現在一名おるわけでございます。審判官の定員三十名を全部裁判官の資格ある者で埋めようという考えは、特許庁も持つていないものと思うわけであります。